光の加減、色の加減を自分好みに撮影することが可能になる

自分にピッタリのカメラレンズを手に入れれば世界が変わるかも?

一見無機質なガラスだが、見る者を惹きつける深淵な魅力がレンズにはある。レンズの種類によって異なるが、うまくいけば実に美しい写真をモノにすることができるはずだ。屋外でカメラを撮影する場合にもやはり順光は避けたい。カメラを美しく見せるのは逆光の条件か、あるいはレフなどを使用して太陽光を呼び込み、間接光によって照明したほうが美しくなる。またカメラ単体よりも時には手に持った状態で撮影をしておけば、カメラの大きさもわかるし、カメラの手触りなども思い出されるというものである。

ぜひ情緒的なカメラ写真に挑戦してもらいたい。スナップシューターのリフレッシュ術としてよく言われることに、「スランプになったら浅草に行け」というのがある。情緒あふれる下町の景色、そこに集う人びとを観察・撮影しなおすことで、自身のフットワークや目を鍛えよという意味合いがあるのだろう。なるほどこれはわからないでもないけれど、筆者としては動物園へ行くことをおすすめしたい。

動物園という空間には、動物そのものの写真を撮るという本来の目的をはるかに超えた魅力がある。私など動物などはそっちのけで、もっぱら園内を訪れる人たちの観察に勤しむことがある。非日常の、しかも外界から遮断された空間であるから、そこにはさまざまな人間模様が繰り広げられているのだ。行く場がないのかさぼっているのかわからないが、中には挙動不審な人物もいたりして、なかなかドラマチックである。いや、客観的にみれば、自分もかなり怪しい存在ではあるのだが。余談だが、そうやって私がカメラを持ってうろうろしていると、逆(?)指導されることが多い。


望遠レンズは主要カメラメーカー、レンズメーカー各社から発売されているが、使いやすいのはキヤノンEOSシステムである。これにフラッグシップ機EOS-lVを組み合わせれぼ完壁だ。AF一眼レフの黎明期今では信じられないような話であるが、AF一眼レフ黎明期の20年ほど前、その波に乗り遅れたかのように見えたのがキヤノンであった。

当時AF一眼レフで大ヒットしたカメラとは、ミノルタのα7000であって、他のカメラメーカーを寄せつけないようなものすごい勢いがあった。それまでのAFシステムが、あくまでもレンズの脇にモーターをつけて力技でフォーカスリングを回すようなカタチであったのに対して、ミノルタのαは従来のMF一眼レフとはまったく互換性のない新しいシステムを構築することで、先駆的な性能を示した。

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